レーザー治療

産後の女性を悩ます妊娠線。一度できてしまった妊娠線を完全に消すためには、クリニックでの治療が必要となってきます。このページでは、妊娠線治療法のひとつである、レーザー治療についてご紹介します。

クリニックで行うレーザー治療は妊娠線に効くの?

レーザーのイメージイラスト

さまざまな治療法に取り入れられているレーザー施術。実は、できてしまった妊娠線の治療として一番ポピュラーな治療法なのです。簡単に説明すると、レーザーで皮膚の細胞にダメージを与えることで肌の表面の新陳代謝を活性化させ、傷の治癒能力を促すといった施術法です。

ただ、レーザー治療は皮膚の表面(表皮)へのアプローチがメインとなります。軽い妊娠線であれば効果が期待できますが、真皮層(皮膚の内部)が大きく断裂して起きる赤紫色の症状が強い妊娠線には大きな効果が期待できないようです。また、できてしまってから長い時間が経過している症状にも、効果は薄いとも言われています。

妊娠線治療におけるレーザー施術について

レーザー治療のダウンタイムや副作用

  • ダウンタイム
    施術から1週間程度は、皮膚に赤みや炎症が発生するケースがあります。
  • 副作用
    レーザーを照射した箇所が、火傷になってしまう場合があります。

レーザー治療の費用相場

  • 1回3万円〜5万円(クリニックによって異なる)

レーザー治療の種類

  • フラクショナルレーザー
    細いレーザーで肌に刺激を与え、細胞の入れ替わりを促す
  • サーマクール
    真皮まで届くラジオ波の熱エネルギーでコラーゲンの再生を促す
  • YAG(ヤグ)レーザーピーリング
    波長の長いレーザーが表皮と真皮の境目まで届き、表皮の代謝を高め、コラーゲンの再生を促す。また浮き出た血管のヘモグロビンに吸収され、血管の赤みを目立たなくさせる作用もあります。

実際に妊娠線のレーザー治療を受けた方の口コミ

30代・女性からの口コミ

軽い妊娠線でしたが、気になったのでレーザー治療を受けました。施術後は、肌が乾燥がちになってしまいますが、日が経てば問題なくなります。少しずつ妊娠線が目立たなくなってきていると思います。

20代・女性からの口コミ

私が通っているクリニックでは、冷風で患部を冷やしながら施術を行ってくれるので安心です。少しだけ皮膚に痛みがありますが、毎回ちゃんと冷やしてくれるので問題なく続けられています。

レーザー治療がおすすめの人

お金がかかってもいいからできるだけ効果的な治療法を実践したいと思っている方に向いています。長い目で見た治療というよりも、高価ではあるものの集中した治療を受けたい方はレーザーを検討してみましょう。また、一度傷跡ができるとなかなか治らないタイプの方にもレーザー治療が向いています。レーザー治療で妊娠線が薄くなるのは、肌の新陳代謝を高め、生まれ変わりをサポートする作用によるものなのですが、ターンオーバーと呼ばれるこの肌の生まれ変わりのシステムがうまく行えていない方も多いです。

例えば、ストレスを溜め込んでいたり、生活習慣が乱れているとターンオーバーも乱れてしまい、いつまでも肌に古い細胞が残ってしまうのです。当然ながら肌の状態は悪化しやすく、肌トラブルもなかなか治りません。レーザーを使えば肌の生まれ変わりをサポートできるので、みずみずしい美しい肌を目指すことができます。

レーザー治療のメリット

状態が早期に良くなる

肌は新陳代謝を繰り返しており、新しいものに生まれ変わる働きがあります。そのため、特別な治療をしなくても何年か経った際に妊娠線が薄くなったと感じる方もいるのですが、これはできたばかりの赤っぽい色の妊娠線とは異なり、肌色に近くなったために目立たなくなっているだけです。

一度できてしまった妊娠線は肌の中にある真皮と呼ばれる部分がちぎれている状態なので、何らかの治療を行わなければ改善できません。時が経てばある程度は目立たなくなりますが、できるだけ早く気にしなくて済むような状態にしたいと思っている方にとってはレーザーなどの専門的な治療を行うのがおすすめです。また、そのうち薄くなると思っていたものの全く変化がなく、コンプレックスに繋がってしまった方もたくさんいます。レーザー治療を行うことにより肌の新陳代謝機能を高めることができるので、クリームやオイルなどを使ったケアよりも早期に変化が実感できるのが魅力です。

自然に目立たない状態にできる

治療法の中には跡が残ってしまうものもありますが、レーザー治療の場合はそういったリスクは低いです。痛みなども少ないため、痛い治療法はどうしても苦手…という方も安心して施術が受けられるでしょう。大掛かりな手術とは違い、多くのクリニックで受けられることもメリットと言えるでしょう。

体への負担が少ない

妊娠線はできるだけ早めに対策を取った方が良いと言われていますが、産後に体が落ち着いてからレーザー治療を受けようと思ったとしても治療時間が長いとどうしても疲れてしまうでしょう。しかし、レーザー治療は1回あたりに必要な治療時間が10分程度ですので、体への負担を抑えて治療が受けられることが魅力です。出血もなく、入院もする必要はありません。

入浴もその日から可能ですし、いろいろと制限のある治療法はどうしてもめんどうに感じてしまう方でも安心です。また、薬剤を使わない治療法でもあるので、何かを飲んだり塗ったりする治療法はどうしても不安…という方でも検討しやすいでしょう。

レーザー治療のデメリット

100%消えるわけではない

レーザーはとても効果的な治療方法ではありますが、レーザー治療を行ったからといって妊娠線が完全に見えない状態になるとは限りません。状態は改善しますが、残ることもある点については理解しておきましょう。必ずしも理想的な状態まで元通りになるとは言えないのです。

また、レーザー治療といっても1回で改善されるわけではありません。1回の治療でも大きな変化が実感できる方もいるようですが、ほとんどの場合は最低でも5回以上は繰り返さなければ期待しているような変化は得られないでしょう。治療費について考える際に、1回あたりの費用ばかりを比べてしまう方もいるようですが、大切なのは総合的な費用について考えるということ。例えば、1回あたりの治療費が高くても効果も高いところもあれば、1回あたりの治療費は抑えられるものの効果も低いところもあるので、この点は注意しておかなければなりません。具体的にどれくらいの期間がかかるのかは個人差が大きいです。クリームやオイルを使った方法に比べると短期間で変化が期待できますが、レーザーは肌に与える負担がゼロではないため、短期間で繰り返し行うことはできないのです。

どれくらいの頻度で通うかは肌の状態を見ながら医師が判断することになりますが、短くても1週間程度、長いと2週間程度の間隔を空けて照射をするため、5~6回程度のコースを選択したとしても3ヶ月以上は時間がかかるでしょう。

状態によって仕上がりは違う

レーザー治療はできて間もない妊娠線に対しては効果が高いのですが、何年も経過した状態ではなかなか薄くなりません。レーザー治療を行った場合にどれくらいの効果が期待できるかは直接医師に相談してみましょう。治療が完了するまでにかかる時間も個人差が大きく、人によってかなり違います。5回ほどで良くなる方もいれば、10回ほど行ってもあまり変化が実感できない方もいるようなので、カウンセリングの際によく確認してみましょう。

肌の弱い人は注意が必要

レーザー治療では妊娠線ができている部分の肌を傷付けます。それが治癒する際に一緒に妊娠線も治る仕組みなのですが、肌が弱い方などはレーザーの刺激が大きくなってしまい、炎症などのトラブルに繋がる恐れもあるのです。このあたりは技術力の高い医師が担当してくれれば心配はないでしょう。一人ひとりの肌の状態に合わせたレーザーなどを活用し、出力も調整しながら最適な治療を行ってくれます。

腕の悪い医師に当たってしまうと肌トラブルの可能性も高くなるので、口コミ情報なども参考にしながら病院選びをしましょう。

保険が適用されない

保険は病気やケガを治すために使うものなので、美容目的の妊娠線治療には活用できません。場合によっては高額の治療費になることもあるため、治療費についてはよく確認しておきましょう。妊娠線を改善する方法としては他にもクリームやオイルを使ったホームケアが挙げられますが、こういったものに比べると費用は高額になります。ただ、クリームやオイルを使ったケアは長年続けても思うような効果が得られない方も多く、そういった場合は商品代金のほうが高くついてしまうこともあるようです。