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まだ間に合う!産後にできてしまった妊娠線の治療法

産後しばらく経っても治らない妊娠線は、もう一生そのままなのでしょうか?クリニックで「治らない」と言われてしまっても、あきらめるのはまだ早い!?多少なりとも効果があるとされる妊娠線治療の最先端を調べてみました。

クリニックで取り入れられている妊娠線治療3選

妊娠線や肉割れは、皮膚の奥深くの真皮層に亀裂が入ってしまっている状態で、立派な病気の一つといえます。14日~45日程度で全ての細胞が入れ替わる表皮細胞と違い、真皮層の細胞は新陳代謝がひどくゆっくりなため、一度できてしまった妊娠線は放っておいても自然に消えることはほとんどありません。

一般的な妊娠線対策クリーム等は、表皮のターンオーバーを活性化したり、保湿力を高めるものが主流で、これらは妊娠線の予防には効果が期待できるものの、できてしまった妊娠線を消す効果は低いと言えます。

そのため、できてしまった妊娠線を本気で消すためには、「真皮層のダメージに直接アプローチできる」妊娠線専用の治療を受けることが必要となります。クリニックで行われる妊娠線治療は、「レーザー治療」「炭酸ガス治療」「外用薬治療」の主に3つ。それぞれの治療法の特徴や効果、副作用などを以下の表にまとめてみました。

  レーザー治療 炭酸ガス治療 外用薬の処方
概要 皮膚の細胞にダメージを与えることで、新陳代謝を急速に高める方法 真皮層や皮下組織に炭酸ガスを注入することで血流を大幅に促進し、真皮層の再生促進 表皮の角質層・基底層まで浸透し、水分を蓄え血行を促進する
効果 軽い妊娠線には効果があるが、重度の妊娠線にはほとんど効果が見られない 軽い症状はもちろん、重度の妊娠線や年月が経った妊娠線にも高い効果が期待できる 妊娠線予防には高い効果が期待できるが、既に生じた妊娠線を消す効果は薄い
ダウン
タイム
1週間程度
(皮膚に赤みや炎症)
ほぼなし ほぼなし
副作用 照射部位が火傷になってしまうことも とくになし 傷のある場所に塗ると傷の治りが遅くなる

この表から見ても分かる通り、真皮層にできてしまった亀裂を直接ケアできる治療方法は「炭酸ガス治療」のみということになります。レーザー治療は多くのクリニックで取り入れられている方法ですが、薄い妊娠線を消すには効果が期待できるものの、血管がはっきり透けて見えるようなひどい妊娠線を目立たなくする効果はほとんどありません。また、ヒルドイドソフトなどに代表される外用薬は、高い保湿効果・血行促進効果がありますが、真皮層までは成分が届かないため、治療というよりも妊娠線の予防に効果が期待できるものと言えます。

特集!ひどい妊娠線にも効果が期待できる「炭酸ガス治療」

クリニックで取り入れられている妊娠線治療の中でも唯一、「重度の妊娠線にも効果が期待できる」とされる炭酸ガス治療。この方法はいったいどのようなものなのでしょうか?

炭酸ガス治療は、フランスで行われていた妊娠線治療の方法で、元々は動脈硬化などの血管障害に対し、血流改善効果があるとして使用されていました。注入した部位の広範囲の血管に対して、血流を大幅に高める効果があるとされており、新陳代謝・コラーゲンの再生活動を促す効果が期待できます。

特筆すべきは、この炭酸ガスは「真皮層」に直接注入することができるということ。真皮層に亀裂が入っていることによって現れるのが妊娠線ですので、直接真皮層の代謝を高め、組織を再生させることで、妊娠線を根本から治療することができるのです。

この「真皮層に届く」という点が注目され、日本人の体質に合うように改良された技術として、妊娠線の炭酸ガス治療が生まれました。施術時の痛みも少なく、ダウンタイムや副作用もほぼなし、その上で「全く効果がない人はほぼいない」という確実な効果が見込める方法で、近年、妊娠線治療をリードする注目の治療法となっています。また、費用面でも、レーザー治療等とそれほど変わらない価格で受けることができるので安心です。

番外編:クリニック以外での治療は効果があるのか?

妊娠線治療の方法としては、クリニックで受けられる上記の3種類の他にも、以下のようなものがあります。

エステサロンでの妊娠線ケア施術

「ダーマローラー」:細かな針付きのローラーで真皮に細かい穴を開けることでコラーゲンの生産を促す治療です。真皮層のコラーゲン再生を促進する効果があるため、妊娠線を消す効果もある程度期待できます。ただし、元々は小じわやニキビ跡を消すための施術ですので、クリニックによっては妊娠線に対する治療実績が少ない場合があります。また、効果を感じられるまでに3ヶ月程度の時間を必要とします。

市販品(妊娠線専用クリーム)などでのケア

「ベルタマザー」「AFCストレッチマーク」「NOCOR」「ママ&キッズ」など、妊娠線対策のための専用クリームやオイルもたくさん市販されています。これらは肌への刺激も少なく、保湿効果も高いとされているものですので、妊娠線予防には効果が期待できるものと言えるでしょう。ただし、これらの商品は表皮のみの保湿を目的としていますので、できてしまった妊娠線を消す効果はほとんどありません。

これらのエステでの施術や市販品の使用は、医学的根拠に欠けるものも数多くあります。そのため、施術を受けるたり、使用の際には十分に説明を受け、自分自身で納得してから利用するようにすることをおすすめします。