HOME » あなたに合った妊娠線の予防法を見つけよう » 妊娠線予防で大切な体調管理について

妊娠線予防で大切な体調管理について

体重管理の重要性

妊娠線の主な原因は、お腹の皮膚の真皮層が乾燥により断裂を起こすことなので、保湿ケアでお肌を柔らかくすればそれで防げると思いがちです。しかし、これだけでは不十分です。妊娠期の食欲の増減、運動不足や便秘による体重の変化も妊娠線ができる原因の1つだからです。

急激に体が大きくなると、皮膚が突っ張って妊娠線ができやすくなってしまうので、できるだけ緩やかに体重を増加させていく必要があります。胎児の成長とともに食欲が増すため、栄養管理と併せて体重管理をしっかりと行いましょう。

体重のコントロールで妊娠線を予防する

妊娠線予防では「保湿」、「栄養管理」、「体重管理」の3つが重要とされています。保湿と栄養管理は比較的簡単にできますが、体重管理は結構難しいです。体重管理について詳しく見ていきましょう。

適正体重の確認

医師に指導されている適正体重をオーバーすると、妊娠線ができる確率が高くなります。元々の体重や状況によって適正体重は変わるため、まずは、かかりつけ医に教えてもらいましょう。自分の適正体重を知り、それをキープしていくことが大切です。

栄養バランスを管理する

妊娠中はホルモンバランスが乱れやすくなるので、お肌の潤いと弾力維持に欠かせないコラーゲンなどが作られにくくなります。柔らかいプルプル肌を保つために、次の栄養素が特に重要になってきます。この栄養素を含む食材を紹介するので、意識しながら栄養管理を行いましょう。

ビタミンC

コラーゲン繊維とそれを下から支えるエラスチン線維(ゴムの5倍の強度を持ち伸縮性・弾力性に富むコイル状のタンパク質)、線維芽細胞(古くなったコラーゲン繊維やエラスチン線維を新しいものに入れ替える働き)の生成を助けるのがビタミンCです。また、新陳代謝を促しお肌のターンオーバーを整える以外に、免疫力を強化する働きもあるので、妊娠中に必須の栄養素と言えます。

★ビタミンCを含む食材★

レモン、イチゴ、アセロラ、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、豆腐、緑茶など

タンパク質

皮膚をはじめ全身の細胞を作るために欠かせない栄養素がタンパク質です。ビタミンC同様、タンパク質にも新陳代謝を上げ免疫力を高める効果があります。コラーゲン繊維の元になる大事な栄養素なので、美味しくしっかりと摂取しましょう。

★タンパク質を含む食材★

豆類、肉類、魚介類、乳製品など

妊娠線を予防するために、ビタミンCやタンパク質を意識したメニューを考えてみてください。栄養管理で大事なことは、あくまでも「バランス良く摂取すること」です。栄養が偏ると、吸収率は大幅に低下してしまいます。医師や管理栄養士と相談しながら、適正体重や体調に合わせたメニューを考えておくと安心です。

体重管理を行うコツ

体重管理方法とそのコツはいくつかあります。以下の項目を実践すれば、急激な体重増加やむくみ、肥満を防げます。妊娠期はホルモンバランスの乱れにより体調に変化が起こりやすいため、無理をせず気づいたことや気になることがあれば、積極的に主治医に相談しましょう。

健康で安全にできる体重管理方法

  1. 軽い運動を取り入れる
  2. 野菜を多めに摂り、脂肪分を減らす
  3. 調理法を工夫する
  4. 間食をなるべく減らす

これらのコツを押さえることで健康で安全に体重をコントロールでき、効果的に妊娠線を予防できます。

「食べない」という考えは危険

妊娠中の体重管理で「食べない」という選択肢はありません。理由は、以下の2つに尽きます。

食べないとなぜ危険なのか

  1. 赤ちゃんが「低出生体重児」になる
  2. 赤ちゃんが合併症を患う

食べなければ低体重の赤ちゃんが産まれたり、合併症を患って産まれてきたりするリスクが高まります。そのため、妊娠中は栄養バランスに気をつけながらしっかりと食べてください。近年、危険性を軽視して妊娠中に「食べないダイエット」を行う人が増えています。一昔前に比べて、低出生体重児の割合が増えているのもそのためです。出産後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、生まれてくる赤ちゃんのことを第一に考えましょう。