保湿クリーム

保湿クリームが妊娠線に効果的な理由

保湿クリームのイラスト

乾燥が大敵の妊娠線。その予防には保湿クリームによるお手入れが効果的です。顔や手はお手入れを怠ると肌がガサガサになりますが、それはお腹も同じこと。クリームには肌を柔らかくし、弾力を与えてくれる効果もあるので皮膚が裂けるのを予防してくれます。とくに妊娠中はターンオーバーが乱れがちになるので、毎日しっかり潤いを与えることが予防のカギになります。

ただし、間違ったケアでは効果が望めないことがあります。保湿ケアを始めるのが遅すぎたり、お手入れしない日をつくってしまうと、とたんに妊娠線ができてしまうことも。しっかりと効果の出る方法で毎日きちんとお手入れすることが大切です。

保湿クリームの良いところ

保湿アイテムとして不動の人気を誇るのが、やはりクリームです。つけ心地と香りが良く、商品数も豊富なので自分にピッタリのアイテムも探しやすくなっています。

普通肌から軽い乾燥肌であれば、クリームの方が良いでしょう。保湿効果は基本的にオイルの方が高めですが、シアバターやエッセンシャルオイルなどを配合したクリームもあるので、乾燥がひどい方でも安心して使えます。

べたつきが気になるオイルと違いクリームは全身に使いやすいので、妊娠線予防以外に基本の保湿ケア用としても重宝します。妊娠線予防用のクリームは刺激が少ない無添加のものがほとんどで、さらに美容成分や有効成分がたっぷりと配合されているため、通常の乾燥対策用にもかなりおすすめです。

妊娠中の正しい保湿ケア法【クリーム編】

保湿クリームの塗り方

お肌の保湿ケアは、女性なら誰でも経験があるものでしょう。だけど、普段から当たり前にしている行動ほどおろそかになってしまいがち。まずはいま一度、保湿クリームの塗り方を再確認して、毎日のケアに役立てましょう。

  • 500円玉大以上のクリームをたっぷりと手にとり、手のひらになじませて少し温める
  • お腹が大きくなるほど使用するクリームの量がどんどん増えていきますが、決してケチらないこと。1回1回たっぷりと使用しましょう。また、クリームを温めておくことで浸透力も増し、肌の新陳代謝向上も促進することができます。

  • まずはお腹から円を描くように広げ、妊娠線ができやすい箇所へ丁寧に塗っていく
  • お腹を初めとし、二の腕、胸、お尻、脚といった箇所へクリームを塗り広げていきます。妊娠前から脂肪がつきやすいな…と感じていた場所は特に念入りに。また、お腹が大きくなると塗りにくくなる下腹部や見えにくい太ももの裏まで、しっかりとケアすることが大切ですよ。

クリームを塗るのに最適な時期

一番把握しておくべきなのは、クリームを塗る時期。妊娠線を予防するためには、早ければ早いほど良いといわれています。妊娠中、お腹は急激に大きくなることがあり、それに伴って突然妊娠線ができてしまいます。保湿ケアはなるべく妊娠初期から始めるようにしましょう。

1日に必要なお手入れ回数

お手入れは毎日、欠かさず続けることが大切です。また、お腹が大きくなるにつれて1日のお手入れ回数を増やしていった方が良いでしょう。妊娠初期で1日1回、中期は1日2回、臨月が近づいてきたら1日5~6回以上塗ると妊娠線を予防する効果が高まります。これだけの回数をこなすのはたいへんですが、妊娠線はできてしまったらクリニックで治療しない限り消えてくれません。予防が大切になるので、ぜひ頑張って続けてほしいと思います。

余ったクリームはどうする?

妊娠線予防のために毎日使うものなので、お腹が大きくなる前にまとめて用意しておこうと考える方は少なくありません。いくつかあればその日の気分やお肌の状態に合わせて使い分けることもでき、とても便利だからです。

妊娠線予防用のクリームが余った場合の有効活用法について紹介するので、要チェックです。

  • ボディークリームとして活用

    高い保湿効果があり低刺激性の妊娠線予防用クリームは、出産後は普通のボディークリームとしても大活躍します。産後はホルモンバランスの乱れから肌荒れが起こりやすくなるので、余ったクリームを使い全身の保湿をしっかりと行いましょう。お腹だけでなく顔やデリケートな部分用としても重宝します。

  • ハンドクリームとして活用

    出産後は赤ちゃんのお世話で1日に何度も手を洗います。その分手荒れしやすくなるので、余ったクリームをこまめに手に塗るようにしましょう。きちんと手の保湿をしておけば、ガサガサの手で赤ちゃんの肌を傷つける心配もありません。

  • かかと・膝・肘の角質ケア

    妊娠線予防用クリームは、かかと、膝、肘の角質ケアにも使えるのでぜひ試してみてください。クリームを塗った後にかかとケア専用の靴下を履けば、つるつるスベスベの足になります。足の角質は冬だけでなく、夏場などサンダルを履いた際も厚く固くなります。お腹や手と同様にかかとや膝・肘の角質ケアもしっかりと行いましょう。

もしも妊娠線予防クリームが余ったら、このような使い方があるのでぜひ試してみてください。楽しくお得に有効活用できますよ。

保湿クリームを選ぶ際にチェックしたいこと

保湿力やその他成分

一番重要となるのは、やはりクリームの保湿力。一度塗ってもその効果が持続しないと、クリームを使用する意味がありません。その成分についても、血流を改善してくれるものやハリを与えるものなど製品によって配合されている成分が異なるので、自分の肌の課題を克服してくれるような成分が入ったものを選ぶとベストでしょう。

添加物が入っていないか

保湿クリームを選ぶときは、まずは成分に注目してください。肌に優しい成分で、石油系の添加物などが含まれていないものを選びましょう。お腹の赤ちゃんまでは届かないと思っていても、皮膚が成分を吸収する「経皮吸収」がおこる可能性もあります。ママである自分のお肌に優しいのかも、重要となってきます。

コスパの良さ

そして、忘れてはいけないのがコストパフォーマンスです。保湿クリームは妊娠中、毎日大量に使うことになるアイテムであるため、あまり高価だと続けることが難しくなってしまいます。妊娠がわかったらコスパがよく成分にも納得できるものを探しておくと良いと思います。

しっかりと伸びてサラリとしたテクスチャ

クリームはサラリとしたテクスチャが特徴ですが、配合している成分によって「ホイップのように軽いもの」、「コックリとした濃密なもの」、「スルスルのびるもの」など実に様々です。季節に合わせて使い分けると良いでしょう。

香りが良いクリームを選べば、保湿ケアやマッサージの際にホッと一息つけます。お風呂上がりに塗ると癒やされますし、出先で軽く塗りたいときも使いやすいのでおすすめです。

サラリとしたテクスチャのクリームであれば服を汚す心配もありません

助産師や産科医が研究したクリーム

助産師や産科医と共同開発されたクリームもおすすめです。

妊娠期のお肌はとても敏感になっているため、普段から乾燥肌で荒れやすいという方はこちらのクリームを試してみると良いでしょう。通常のボディークリームと異なり、妊婦さんに特化しているクリームなので安心して使えます。

ただし、基本的に香りは一切ついていないので、アロマオイル配合の市販のクリームと比べると、香りによるリラックス効果やリフレッシュ効果はありません。

かゆみは妊娠線の兆候!?

妊娠線予防クリームが肌に合わない場合、かゆみやかぶれを生じることがあります。かゆみやかぶれが妊娠線に直接関係するわけではありませんが、掻いてしまうと表皮や真皮層にダメージを与えるため、妊娠線を作るきっかけになってしまうことがあります。

かゆみやかぶれが生じた場合は、産婦人科や皮膚科を受診したり、下着やクリームの見直しを行ったりして対策しましょう。

保湿クリームに含まれる有効成分の特徴

シラノール誘導体

ケイ素の化合物のことです。ケイ素とはミネラル成分の一つで、肌を保湿する作用を持っています。誰でも生まれてからすぐの時期は肌がしっとりプニプニしていますよね。これはケイ素の働きによるものが大きく、赤ちゃんの肌にはたくさんのケイ素が含まれていることにより多くの水分を保持できます。 ただ、大人になるにつれて徐々に肌の中のケイ素が少なくなってしまい、弾力も衰えてしまうのです。体内でケイ素を合成することはできませんが、シラノール誘導体はケイ素が肌の中に浸透するのを助ける働きを持っています。

コエンザイムQ10

肌を保湿するためには肌細胞を活性化させることが欠かせません。コエンザイムQ10はその働きがあるため、保湿に効果的なのです。肌の状態が悪化する原因の一つに活性酸素の問題が挙げられますが、コエンザイムQ10は活性酸素を抑える働きも持っているため、ただ潤いのある肌を作るのではなく、健康的な肌作りにも役立ってくれるでしょう。 また、血流の改善効果も持っているため、血行不良の状態を改善し、肌に栄養素が届きやすい状態を作るのにも効果的です。

スーパーヒアルロン酸

一般的なヒアルロン酸よりも更に高い保湿力を持っている成分がスーパーヒアルロン酸です。正式にはアセチル化ヒアルロン酸ナトリウムと呼ばれるもので、化粧品メーカーが開発しました。 通常のヒアルロン酸に比べ2倍の保水力を持っているだけでなく、その潤いが長時間続くのが特徴です。といってもベタベタしているわけではなく、さらっとした使い心地なので、ベタベタタイプの商品がどうしても苦手な方でも安心して使えるでしょう。

セラミド

美肌作りに効果的な成分ということもあり、セラミド配合した商品が増えてきました。細胞間脂質と呼ばれる成分のことで肌に存在している細胞と細胞の間にあります。 セラミドが不足すると細胞の間がスカスカの状態になり、バリア機能が衰えて乾燥肌につながりやすくなるのです。 若い頃には肌の中にたくさんのセラミドが存在していますが、加齢や紫外線、スキンケア不足など様々な理由によって不足してしまうので外から取り入れましょう。

スクワランオイル

深海鮫エキスとも呼ばれる成分で深海鮫の肝臓から採取されます。ただ、近年はサメの捕獲量が減少している影響もあり、植物性のスクワランが使用されている商品も増えてきました。 非常に肌へのなじみがよく、浸透性に優れているのが特徴で安全性の高いオイルです。肌の新陳代謝機能であるターンオーバーを整える働きを持っており、きめ細かい肌に導いてくれます。古い細胞を取り除き、新しい肌を作るのに役立つ成分なので保湿効果も期待できるのです。

葉酸

葉酸といえば妊娠初期に重要になる栄養素として知られている成分です。これは、細胞の分裂を助ける働きをしているからなのですが、妊娠線対策用のクリームの中にも葉酸が含まれているものがあります。 なぜかというと、葉酸は亀裂を埋める働きを助ける効果が期待できるからです。肌のターンオーバーを整えるのにも役立つ成分のため、何となく肌の状態が悪化している、肌トラブルが起きやすい、乾燥しやすいと感じている方も取り入れてみましょう。

スクワラン

サメ類の肝油由来のスクワレンと呼ばれる成分を水素添加させて作るのがスクワランです。非常に保湿性に優れている成分で、もともと人の体内でも精製されています。肌を紫外線などの刺激から守る働きもしているのですが、20代を過ぎると徐々に減り始め、肌のバリア機能が衰えてしまうのです。 肌を乾燥から守る皮脂膜を作る働きも持っているため、潤いのある肌を作るためにスクワランが不足しないように注意しなければなりません。

ホホバ

ホホバオイルの主成分はワックスエステルと呼ばれるものなのですが、天然の油分でもある皮脂の代わりとなって働いてくれます。皮脂は多すぎるとニキビなどの原因にもなる厄介なものではありますが、肌の中の水分が蒸発しないように守る役割も持っているのです。 皮脂の代わりになって肌を乾燥から守ってくれる成分が含まれているので、ホホバオイルで肌の乾燥対策を取ってみましょう。肌の乾燥を防ぐためだけでなく、唇のかさつきを改善するのに役立てられることもあります。