急激に太くなりやすい太ももの妊娠線に注意!

お尻や腰回りの変化に応じて、急激に太くなりやすいと言われる太もも。特に太ももの内側は、皮下脂肪がたまりやすい一方で、真皮層にある繊維などの細胞の弾力を保つ皮脂を出すための「皮脂線」が少ないため、妊娠線ができやすい場所の一つでもあります。

太ももの妊娠線は、太ももの内側や裏側に横向きにできる細かな赤い線となって現れることが多く、シマシマ模様のようでとても目立ちます。太ももの裏側など普段自分では目にしない場所にできるため、初期の段階で発見できずにひどくなってしまうケースも多く聞かれます。また、ふくらはぎの裏側にできる場合もあるため、妊娠中期以降は定期的に鏡でチェックすることをお勧めします。家族などに見てもらうのも良いでしょう。

脚に妊娠線ができやすい人の特徴をチェック

運動不足または血行不良の人

長時間座ってPCに向かっているなど、日常的に同じ姿勢を続けている人や、普段あまり運動をしない人などは全身の血行が悪くなっている可能性が高いと言えます。血行が悪くなるとリンパの流れも悪くなり、脂肪がよりたまりやすく、また代謝が低下することで皮膚の伸びも悪くなります。そのため、妊娠線ができるリスクが高くなるのです。

妊娠中、腰やお尻に急に脂肪がついてきた人

元々やせていたけれども筋肉量の少なめな人などが妊娠すると、大きくなるお腹を支えるために腰やお尻が脂肪を蓄えようとします。すると必然的に太ももも太くならざるを得なくなり、急激な体型の変化によって妊娠線が生じることになりやすくなります。また骨盤の歪みにも要注意です。

4つの部位に注意

妊娠線は言わば肉割れのことです。妊娠や肥満などが原因で、短期間で皮膚が引き伸ばされると起こってきます。つまり、お腹だけでなくその他の部位にも現れるということです。

お腹以外に、主に4つの部位に妊娠線は現れやすいので、その理由を見ていきましょう。

妊娠線(肉割れ)はこんなところにもできる?!

脚の付け根

妊娠中にお腹が大きくなると、脚の付け根の皮膚も引っ張られてしまいます。そのため、脚の付け根にも妊娠線が現れやすいのです。

太もも

胎児が大きくなるに従って、内臓が押されて骨盤も広がります。そのためお尻が大きくなったと感じる人が多いと思いますが、同時に太ももも太くなっていることに気づくと思います。ただお尻や脚が太くなったと気にしない人もいますが、よく見るとそこに妊娠線ができているかも知れません。

お腹が大きくなると脚にかかる負担も大きくなり、血行も悪くなります。その結果、脚がむくんだり脂肪がついたりして妊娠線が現れるのです。

関節部分は常に伸び縮みする部位なので油断しがちですが、太ももやふくらはぎが太くなり皮膚を引っ張るようになると、伸びについていけず妊娠線が現れてきます。

毎日常に曲げ伸ばしする部位なので、こまめな保湿ケアでしっかりとお手入れをしましょう。

 

ふくらはぎ

ふくらはぎは脚を曲げたり振り向いたりしないと見えづらい部位なので、お腹に気を取られて気づかない人が結構多いです。

スカートやワンピースを結構着用する方は、後悔しないためにもしっかりとケアしておきましょう。

脚の妊娠線を防ぐためには、お腹と同じように保湿ケアとマッサージが重要になってきます。

「妊娠線はお腹以外の部位にもできる」ということを意識しながら、脚のケアも忘れずに行いましょう。

脚にできる妊娠線ケア方法

体重コントロールでなるべく急に太らないようにすることはもちろんですが、その他、ちょっとした生活習慣の改善で太ももの妊娠線を予防することができます。

  • マッサージや保湿ケアで血行&代謝改善
  • コラーゲンなどを積極的に摂って体内組織から柔らかく
  • 保湿ケアで皮膚の表面の弾力をアップ

太ももに妊娠線ができてしまう理由の一つに血流の悪さが挙げられます。毎日軽くウォーキングをしたり、お風呂などで丁寧にマッサージを行うことで血行を促進し、老廃物が流れやすくなります。基礎代謝がアップすることで急激に太りにくくなりますし、セルライトなどの解消も期待できます。

また、真皮層にある弾性繊維や皮下脂肪などが断裂することによって妊娠線ができます。そのため、コラーゲンや良質のたんぱく質を摂取することで、<体内のコラーゲンやヒアルロン酸を増やし、細胞が体型の変化に対応しやすくすることも大切です。

リスクを減らすためのマッサージ

残念ながら、妊娠線は保湿ケアやマッサージだけで確実に予防できるとは限りません。確実な予防方法は、まだ確立されていないのです。

しかし、保湿ケアやマッサージを行うことで、皮膚が柔らかくなり妊娠線ができるリスクを減らせることは確かです。マッサージを行うことで血行が良くなり、体内に滞った古い血液や老廃物を体外に排出しやすくなります。

また、全身に栄養たっぷりの新鮮な血液を届けやすくなるので、お母さんだけでなく胎児にも良い影響があります。新陳代謝を上げれば、むくみにくく脂肪もつきにくくなるので、やはり積極的にマッサージを実施しましょう。

マッサージの手順

ここでは、脚のマッサージ方法について紹介します。

  1. 片足を台に乗せて直角に曲げる。
  2. 脚の付け根から膝に向けて、太ももを優しくなでるようにオイルでマッサージしていきます。まずは上側をマッサージして、次に下側をマッサージします。
  3. なでるマッサージが終わったら、今度は太ももをほぐすようにマッサージしていきます。両手で太ももをはさみ、優しくほぐすようにねじっていきます。
  4. 膝までいったら、脚の付け根に戻すようにマッサージをしていきます。

切迫早産の心配がある人は、マッサージで刺激を与えてしまうとお腹に張りを感じることがあるので、注意した方が良いです。医師に許可を得てマッサージを行いましょう。

歩き方でも妊娠線ができる!?

浮き足の人は、妊娠線ができやすいと言われています。足指が反り返り、指の付根とかかとしか地面につかないことで、太ももやすね、ふくらはぎに大きな負荷がかかります。

その結果、その部位の筋肉が急激に発達して、妊娠線が現れるのです。ですから、足裏の筋肉をまんべんなく使えるようにトレーニングをしましょう

正しい歩き方

  1. 上からピンと引っ張られているようなイメージで、姿勢を真っ直ぐに保つ。このとき、胸を張り顎を引くようにしていきます。
  2. 腰で歩くイメージで、腰を前方に出すように足を踏み出します。
  3. 親指と小指、かかとを同時に着地させるのが、最も重要なポイントです。また、歩くときは脚を伸ばしきらずに、軽く膝を曲げて歩きます。脚を伸ばしきって歩くとかかとだけで着地してしまい、バランス良く負荷を分散させることができません。その結果、ふくらはぎや特定の筋肉だけが使われて、妊娠線も出やすくなります。

正しい歩き方と同時に、脚のマッサージも習慣化しましょう。脚に疲れを溜め込まないように、クリームやオイルを用いてマッサージを行うと良いです。

代謝が上がり、むくみや老廃物の溜まりにくいスラッとした脚を維持できます。